社長メッセージ
BXグループの使命のもと、長期ビジョンである「快適環境ソリューショングループ」として進化することで、恒久的な企業価値の創出をめざします

文化シヤッターは1955年の創業以来、製造から販売、施工、アフターメンテナンスまでを手掛ける一貫した責任体制のもとで、「防犯」「防災・減災」「安心・安全」「快適」の視点から開発した各種シャッターをはじめ、ドア、間仕切、エクステリア、浸水対策用の止水商品などを提供する総合建材メーカーとして、地域社会の発展に貢献してまいりました。そして、生活者視点で開発した製品の提供を行う「ライフ・イン」と、アフターメンテナンス体制の充実によりお客様との永続的な信頼関係づくりを行う「ライフロング・パートナーシップ」の2つのコンセプトのもと、「技術開発力」「研究検証力」「施工力」とそれらを支える「人材力」を強みに、社会課題を解決する快適環境ソリューショングループとして、価値創造への取り組みを追求しています。
当社グループ(以下、BXグループ)はこの4月より、2026年度を最終年度とする3ヶ年を見据えた中期経営計画の2年目をスタートさせました。今中計では持続的な成長に必要な効率性を最優先にした経営への転換を図るため、投資した資源を有効に活用する効率的な事業運営と、それを支える人材の育成により最大限の成果を生み出すことで、恒久的な企業価値の創出 をめざしてまいります。 また、資本コスト経営の実践を通じて、持続可能な成長と効率的な利益創出を追求し、最適な資本構成の方針に基づいた経営戦略を引き続き推進してまいります。さらに、ESG経営とSDGsの理念と連動した持続可能な社会の実現をめざすために、気候変動に伴う“緩和”と“適応”に貢献する取り組みとして、「エコ&防災」をキーワードとした事業に、引き続き注力してまいります。
近年、地球温暖化に伴う夏場の暑熱対策が急務となっていることから、工場や倉庫をはじめ、緊急時には避難所となる学校の体育館を対象に、建物内の温度上昇を抑える「遮熱事業」の取り組みを2024年度より開始しています。同事業では、屋内の天井に主力商品である遮熱シートを設置することで、輻射熱を97%カットし、体感温度を3℃抑える効果が得られることから、夏場の熱中症対策や作業環境の改善をはじめ、エアコン作動時の消費電力量や電気料金、CO2の削減につながることから、気候変動への適応と緩和に貢献する中核的な事業として、強化拡充してまいります。
当社は今年、おかげさまで創業70周年を迎えることができました。この節目に、当社の新たなスローガン、マスコットキャラクターを策定し、これらを活用することで当社およびBXグループが人々の安心安全な暮らしを守る企業であることを、幅広く周知してまいりたいと考えています。そして、今後も引き続き、BXグループの使命である「人、社会、環境にやさしい多彩なモノづくりとサービスを通じて社会の発展に貢献し、人々の幸せを実現する」のもと、長期ビジョンである「常にお客様に「安心」「安全」を提供する「快適環境ソリューショングループ」として進化していく」ことで恒久的な企業価値の創出をめざしてまいりますので、皆様からの変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役社長